設計時に模型を作成し、ボリュームや建物の構成を検討しています。１つの建物ですが、３つにブロック化されたボリュームと敷地のバランス、中庭やアプローチ等も含めて立体化し、設計の幅を広げて検討を繰り返します。

最大で６ｍ程の高低差を持つこちらの敷地では、この高低差を生かして、エントランスを２階に設けています。エントランスのある北側から見ると３階建に見え、北側に対して日影の影響ボリュームが抑えられた、実は４階建の建物です。

最大３ｍ程ある敷地の高低差に沿ってなだらかな傾斜アプローチを設計しました。前面道路から見て建物の奥となるアプローチの先に駐車場があり、奥の駐車場からエントランスまでは高低差無くアクセスできます。

建物のシンボル的存在の円形に切り抜かれた壁面と、ルーバーや植栽をバランス良く構成したアプローチの提案。

シンボリックな植栽を中央に、デザイン性の高い階段、壁面スリット等で構成した魅力的な共用空間の提案。

設計事務所だからできる施主様の要望にあった自由な内部空間の提案。

細長い通路を兼ねる空間ですがポップなカラーを取り入れ、明るいキッチンになっています。（左）
ファミリー向け２ＬＤＫに採用したキッチン。
開放的で使いやすい対面キッチン。（右）

賃貸住宅には珍しい在来工法のバスルーム。白いモザイクタイルに無造作にちりばめられた赤いモザイクタイルが特徴です。（左）
好評だった、丸くてコンパクトなユニットバス。（右）

魅力的な館銘版を！大切なマンション名を刻む館銘版にはオリジナリティー溢れる提案をさせていただいています。